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マズローの欲求5段階説私的解釈

アブラハム・マズローの欲求段階説(自己実現理論)を僕の見地から解釈し、続いて「オトコの人生解剖図」を公開&補足説明していきます。

まず、マズローは人間の欲求レベルをピラミッド形を用いて、以下のように表現しています。

マズローの欲求5段階説

  1. 生理的欲求
  2. 安全欲求
  3. 社会的欲求(所属と愛の欲求)
  4. 尊厳欲求(承認・尊重の欲求)
  5. 自己実現欲求

低次の生理的欲求からはじまり、安全欲求→社会的欲求→尊厳欲求と次第に高次の欲求を経た後、最高位の自己実現欲求に至るというもの。

各段階の欲求詳細はWikipediaの「自己実現理論」などを読んで欲しいのですが、個人的には、この低次から高次へと欲求レベルが段階を追ってステップアップしていくことにかなり懐疑的です。

なぜなら、僕自身が全くそうではないからですね。

「死」と同様、我々人間にとって確かなものは、根源的な欲求である「生理的欲求」のみであり、他の欲求は、所詮人間の「恣意」に過ぎません。

動物的本能と恣意

なんだかカッコイイ響きの「自己実現欲求」や、晩年に追加された「自己超越欲求」ですら、恣意的欲求の範疇に留まります。

恣意ですから、訳もなく理由もなく、アッチコッチへ移ろいゆきます。

したがって、欲求のレベルというのは段階を追ってステップアップしていくものでもなければ、そもそも何をもって低次や高次、1~5の順番をつけているのかも不明です。彼が集めた当時のデータにそういった傾向があっただけのことでしょうね。

ピラミッド形でなく円形で表現する

人間の欲求はピラミッド形でなく円形で表現するとしっくりきます。

円形で表現した人間の欲求

上図は、僕の最近の欲求をイメージしたものですが、大事なポイントは、動物的本能である1.生理的欲求の枠の中に、人間の恣意的欲求である2~5がしっかり収まっているという点です。

食う・寝る・排泄を満たさない限り、自己実現も自己超越もないわけだから、とにかくこの生理的欲求の大枠だけが確かなものです。そして、その他の2~5の小枠は、時と場合・感情の起伏等により、大きくなったり小さくなったり、消失したり出現したりします。それこそ人それぞれ。

別に階段を登っているわけではないし、欲求は100まであってもいい。また、それぞれの欲求に明確な境界などないので、円は重なってもいい。

スルーしちゃいけないことは、人間も動物である限り1.生理的欲求を永遠に脱することは不可能だということです。例えば、三大欲求の「食欲」「睡眠欲」「性欲」は、一時的に満たすことはできてもすぐに欠乏します。

健康体であれば、数時間で腹は減るし、夜になれば眠くなるし、やりにやりまっくて腰がガクガクになっても、数日で別の女とやりたくなります。

このように、ピラミッド形を用いて強引に型にはめるよりも、円形を用いて枠の大きさを自由に拡大縮小させた方がよっぽどしっくりきます。

そもそも「自己実現」なんてものは、生理的欲求に振り回されながらも、志向して、思考して、試行錯誤して、達成していくものですしね。

マズローさんがスルーしているもの

Wikipediaの自己実現理論にある生理的欲求の項を読むと、以下のようにまとめられています。

生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求。極端なまでに生活のあらゆるものを失った人間は、生理的欲求が他のどの欲求よりも最も主要な動機付けとなる。一般的な動物がこのレベルを超えることはほとんどない。しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的でないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。

とても気になるのが、『しかし、人間にとってこの欲求しか見られないほどの状況は一般的でないため、通常の健康な人間は即座に次のレベルである安全の欲求が出現する。』という部分です。

健康な人間なら、すぐに次のレベルである「安全」を欲するというのですが、本当にそうでしょうか?僕は、そんな簡単に生理的欲求を超えて安全欲求に向かうとはとても思えません。

ここで、大変興味深いツイッターのつぶやき(※2013/04/08に消されてしまったようです)をご紹介します。

マズローの欲求5段階説だとセックスが一番下にくるんだが、なんで一番達成困難な欲求が一番下にくんの?

そうです。僕ら男性陣は生理的欲求の中でも、「生殖(セックス)したい」という欲求にほぼ一生振り回され続けます。「生殖(セックス)」は、例え恋人や奥さんがいても、そう簡単に満たし続けることはできません。

なぜなら、オスとしての動物的本能は種をバラ撒くことですし、さらには生殖能力の高い「若くて健康的なメス」を探し続け、生殖(セックス)し続けなればならないからです。このハードルがウルトラ高いわけですよ。

生理的欲求の中でも「食事」「睡眠」「排泄」は、この現代社会においては大した労もなく自力で満たすことが可能ですが、「生殖」だけはパートナーの意向が絡んでくるので自己完結することができません。

また、「食事」「睡眠」「排泄」の欲求は、生活保護を受けたり、ニートになって親に扶養してもらうことでも満たすことが可能ですが、現代社会において(男性が)「生殖」の欲求を満たすには何かとお金が絡みます。

自分磨きをしてナンパに励むにしろ、恋愛や結婚をするにしろ、風俗サービスを利用するにしろ、とにかく「金」がかかる。そして、妥協せずに”イイオンナ”を求めれば求める程「金」が必要なのです。これが現実。

つまりね、この「生殖(セックス)」を生理的欲求として「食事」「睡眠」「排泄」などと一括りにしてスルーしてはNG!欲求自体は低次であっても、「生殖」を満たすためには、それこそ自己を超越していかなければならないわけですから。「ナンパ」という手段を用いるなら特にね。

オトコの人生解剖図

さて、我々男性は低次中の低次である生理的欲求に含まれる「生殖(セックス)」に振り回され続けているということをお話しました。

この大前提をふまえて、オトコの人生をシンプルに図にしたものが以下になります。名付けて「オトコの人生解剖図」です。

オトコの人生解剖図

「オトコの人生解剖図」は、3階層ディレクトリ構造になっています。

まず、人生の中でもっとも上位のディレクトリーにあたるのが、生理的欲求である「食欲」「睡眠欲」「性欲」の三大欲求です。

しかしながら、(先に触れたとおり)現在社会においては、「食欲」「睡眠欲」に関しては、「生活保護」でも「親の扶養」でも「日雇い労働」でも満たすことが可能なため、この図において大きな意味は持ちません。

「オトコの人生解剖図」の中心であり起点となるのは「性欲」です。この「性欲」が、中位ディレクトリと下位ディレクトリを支配します。

中位ディレクトリにあたるのは「ナンパ」「愛人(割り切り)・風俗」「恋愛・結婚」で、下位ディレクトリにあたるのが「仕事」「ビジネス」「金」「収入」「地位」「肩書き」「職業」「高級マンション」「高級車」「高級腕時計」「トーク」「マインド」「心理学」「筋トレ」「タンニング」「ファッション」「ヘアセット」「ペニス増大」「インナーソール」などなどです。

もうおわかりだと思うのですが、僕ら男性は性欲を満たすために、「ナンパ」「愛人(割り切り)・風俗」「恋愛・結婚」といった手段・方法で女性とセックスするわけですが、それらをより有利に、より効果的に活用するために、仕事やビジネスで金を稼ぎ、社会的地位を築き、肉体を鍛え、外見を着飾り、トークやマインドを磨いているわけです。

また、この「性欲」をてっとり早く満たす方法として「自慰」もあるのですが、この「自慰」に逃げ込んでしまうことの一番の危うさは、「自慰」の下位ディレクトリがとても淋しいものになってしまうからです。

例えば、「エロ動画探し」とか「オナホ購入」とかですね。

要するに、「オナネタ探し」や「アイテム探し」になってしまうので、自分磨きになりにくい。だからこそ、「ナンパ」「愛人(割り切り)・風俗」「恋愛・結婚」といった手段・方法を選択して「性欲」を満たしていきたいところです。

ちょっと話がそれるけど、僕ら人間界と違って動物界では、セックスのできるオスって、生まれ持った姿形や資質で決まっちゃっう現実があるわけですよ。例えば、「カラダが大きい」とか「羽が美しい」とかでね。

でも人間の場合、先の下位ディレクトリを地道な努力によってがんばることで、「ナンパ」にしろ「愛人(割り切り)・風俗」にしろ「恋愛・結婚」にしろ、生殖(セックス)がなんとかなる可能性が非常に高い。

本音のホンネでセックスに興味がないなら、何も努力をする必要はありません。でも、本当はセックスしまくりたいのに、アレコレ理由をつけてオンナを諦めているなら、それは「負け犬」です。そして、負け犬が何かを語ったり主張したりすることを、「負け犬の遠吠え」と言います。

ちなみに、一流の技能やマインドを習得したプロフェッショナルのみが楽しめる性欲解消法が「ナンパ」。購買力という力技でスマートに性欲を解消できるのが「愛人(割り切り)・風俗」。女性の打算的要求を飲むことで二流の凡人でもセックスという餌にあずかれるのが「恋愛・結婚」です。

おまけ:欲求段階説をやさしくしちゃう!

マズローさんの5つの欲求の名称がお堅いので、もっとやさしくします。

  1. 生理的欲求 → 動物の欲求
  2. 安全欲求 → 子供の欲求(ビビリと臆病者の欲求)
  3. 社会的欲求 → 子供の欲求(ヨワムシと依存者の欲求)
  4. 尊厳欲求 → 子供の欲求(ダダッコと強がりの欲求)
  5. 自己実現欲求 → 大人の欲求

2~4の欲求は、他者や環境に求めてしまう「おこちゃま」な欲求なので、以下のように「子供の欲求」としてひとまとめにしてしまいます。

動物の欲求と子供の欲求と大人の欲求

「動物の欲求」と「子供の欲求」と「大人の欲求」で明快に大変身!

僕がなぜ、意味を問わず目的も持たずに、すぐ「恋愛」に走り「結婚」に憧れてしまうオトコが嫌いかというと、ビビリ・ヨワムシ・ダダッコのおこちゃまで、2~4の「子供の欲求」がもの凄く強いからですね。

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