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「決断」に必要なもの

「決断」って一般に間違った解釈をされていると思う。

決断に必要なのは、「直感」とか「思い切り」とか「勇気」とか言われることが多いけど、僕は違うと思う。先日買って読んだ本の中では、『決断とは信じること』と語っていたコンサルタントもいたけど、まぁ偽物ですね。

決断に必要なのは、「自問自答を繰り返す作業」です。地味で表立った生産性のない持続的な作業です。創造的な作業でなく実務的な作業です。

大きな決断であればあるほど、気の遠くなるような膨大な数の「問い」に対して、1つ1つ自分なりの「答え」を導き出していく必要があります。

自分を見詰めて、自分に必要な情報を掻き集めて、1つ1つ吟味して、不要なものを絶ち切って、また自分を見詰めて・・・と、徐々に「自分の答え=核心」に近づいていきます。

はっきりいってめんどいです。辛いです。キリがなくて投げ出したくなります。もうどうでもよくなってきます。そして日常に埋もれていきます。

『自分が何をしたいのかわからない』、『人生に目的も目標もない』という方は、間違いなくこの作業をしていませんね。

また、この「自問自答を繰り返す作業」にも必要なものがあります。それは、気力・体力・集中力です。要は、肉体的な強さです。勉強ばかりしてないで体も鍛えろってことです。

ちなみに『答えが導き出せたかどうか?』は、身体が腑に落ちているかどうかで判断できます。違和感があるなら、それは「答え」ではありません。大事なことは、「慌てない」・「焦らない」・「不安にならない」ことです。あなたが信じている限り、選択すべき「答え」へと導かれます。

おまけ

「直感」は決断時ではなく、その前段階で活用します。「思い切り」「勇気」が必要な場合は、自問自答の段階をはしょってます。『エイヤーッ』は決断ではなく、一か八かの賭けでしかないってことです。

決断とは、「あなた自身で到達したあなただけの回答を、粛々淡々と実行に移すこと」です。

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