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「始まり」と「終わり」をつくる

人生は、生まれることで始まり、死ぬことで終わる。

もし、生まれたままにボケーと「食って、寝て、起きて」を繰り返し、死ぬ間際までボケーと「食って、寝て、起きて」いたら、かなり退屈だと思う。

幸いなことに人生にはイベントというものがあって、保育園や幼稚園に入園して卒園して、小学校に入学して卒業して、中学校に入学して卒業して、高校に入学し卒業して、大学や専門学校に入学して卒業する。

その他にも、就職して退職したり、恋愛して失恋したり、結婚したり離婚したりと、とにかく沢山の「始まり」と「終わり」がある。

最近強く思うのは、人生には「始まり」と「終わり」が必要で、「始まり」と「終わり」によって人の心は動かされ、人生が彩られていくんだなぁ~、ということ。

僕のここ10年は、嘘のように一瞬で過ぎ去ってしまったのだけど、それは「始まり」と「終わり」をあまり経験しなかったことにあると思う。

文字通り無一文で帰国してきたので、「根拠のない自信」と「身の丈に合わない野望」と「よくわからない反骨精神」と「必死さ」と「焦り」で周囲がまったく見えないままに、永遠とパソコンと書籍にかじりついていたから、どこにも「始まり」と「終わり」がありません。

永遠に何かに必死になっていて、そのまま6~7年があっという間に過ぎてしまった感じです。

数年ほど前から、少しだけ気持ちに余裕が出てきて、頻繁に旅に出たりしているのだけど、例えそれが1週間程度の旅であっても、しっかりと「始まり」と「終わり」があって、道中での心の動きや気持ちの変化には自分でもびっくりするほど新鮮で感慨深い。

いつもの自分の部屋に帰宅するのですが、変わっていないハズの自室までもがなぜか新鮮で少し違って見えてきます。

人生に停滞を感じている人は、昔の僕のように、惰性で日々を消費していて、生活の中に「始まり」と「終わり」がないのだと思う。

だから、なんでもいいので、「始まり」と「終わり」をつくること。

個人的にはひとり旅がオススメだけど、旅が嫌いな人は引越とか留学とかで停滞している環境から移動した方がいい。

やってみると実感するけれど、「始まり」と「終わり」は人を感動させ、成長させ、人生を鮮やかに彩ります。

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